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クラシックミニのビンテージ仕様ってどんなカスタム?

クラシックミニは40年間生産されて、その間に様々な仕様変更を受けたりモデル追加が繰り返された。ビンテージ仕様とは1990年代以降のミニを、ミニの生産黎明期1970年代までの仕様に近付けるカスタムのことだ。

具体的には1990年から92年までのキャブクーパー、92年から2000年までのインジェクションミニをベースに1967年までのMkI、67年から69年までのMkII、69年から80年までのMkIIIに内外装の仕様を近付けるのだ。

このうち最もレトロ感が強いのは、やはり初期型であるMkI仕様だ。フロントグリルのフレームが柔らかな曲線で構成され、繊細な印象を放つ。インジェクションミニからのイメージチェンジで最も大きな変化がある。

ボンネットからフロントグリルフレームはなくなり、テールランプも縦長の四角い形状から小判形に変わるため、板金加工が必要だが、そのレトロ感の高さから人気が高いカスタムだ。

逆にインジェクションミニから最も変化が少なく、それでいて落ち着いた雰囲気に仕上がるのがMkIII仕様だ。ホイールの10インチ化やフロントグリル、テールランプにエンブレムの交換などでかなり雰囲気は近づく。ボディカラーもMkIIIの純正色に近づけるとグッと雰囲気が70年代風になる。

そんなMkIII仕様とMkI仕様の中間的存在、と言えるのがMkII仕様。アウターヒンジドア(ダミーヒンジで手軽に再現する手もある)やスライドウインドウなどハードルが高い部分は目を瞑って、グリルやテールランプ、エンブレムなどで雰囲気を作ることはできる。

それぞれの詳しい仕様については、また改めて解説することにしよう。とにかくミニはノーマルでも可愛いけれど、ビンテージ仕様にするとまたレトロ感が強調されて魅力的になるのだ。

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