ジャパンミニデイの会場内を歩いていると、珍しいカラーのミニを発見。オーナーさんに訊いてみると、これがビックリ! ミニの純正カラー、それもオリジナルの塗装のままなのだとか。
このボディカラーは、BMWの純正カラーであるアンスラサイトという濃いグレーメタリック。バブル期のBMW車には人気色として良く使われていたガンメタリック(通称ガンメタ)とも呼ばれた色だ。


同じボディカラー名でも微妙に異なる場合も多いので、まったく同じかは分からないが、この色もミニによく似合う。
「ルーフがシルバーなんですけど、これもオリジナルなんですよ。日本に5台しか入ってきていないそうです」と、満足気に語るのはオーナーの柴崎さん。購入したのは今から4年ほど前のことだそうだが、コンディションの良さにオーナーの溺愛ぶりを感じる。
「絶対これ塗り直してるでしょ」って言われるんですが、違うんです。オリジナルなんですよ」。
「ガレージに仕舞い込まれていたクルマをキングスロード名古屋が前のオーナーから買い取って、在庫車としたところに偶然、遭遇したんですよ」と、このミニとの運命的な出会いを語ってくれる。
キングスロード名古屋の後藤社長によれば、このミニは前のオーナーも、そのまた前のオーナーもキングスロードのお客さんだったそうだが、ガレージに飾っておくタイプの人だったらしく、走行距離は全然進まず、ボディもキレイなまま。柴崎さんの代になって、ようやくオドメーターは進み始めた。
99年式のインジェクションミニながら、まだ走行は4万kmほど。外装がキレイなだけでなく、こまめなオイル交換などメンテナンスも万全なのでパワートレインも元気なままだ。
ホイールは10インチのCRにして、ボンネットのエンブレムやグリル、テールランプなどでMkIII仕様へとモディファイ。ボディカラーとメッキパーツの組み合わせもあって、カスタムも映える。



さらにキングスロードオリジナルのフジツボ製ステンレスマフラーを組み込み、運転席シートをレカロにするなど、運転を楽しむためのモディファイも施されている。
下回りにはノックスドールを施工して、サビからミニを守ると同時に制振効果でよりドライブをより快適なものにしているのだ。
「実はこのミニで2台目なんですけど、最初のミニは86年式のミニ1000で、新車で購入したんですけど、キャブを何度もオーバーホールしたり、金魚が飼えるくらい水溜まったりして大変でした。でも当時、娘の幼稚園を妻がそのミニで送り迎えしていたんですよ」。
「その娘も今では結婚して孫がいるんですけど、またミニを買ったら娘には懐かしいと言われましたよ。そして孫は3歳で女の子なんですけど、ミニー、ミニーって気に入ってくれて。「大きくなって免許取ったらこのミニあげるよ」って言ったら「ミニほしい、ミニ乗る」って言ってくれました」。

すでにミニ乗りの跡継ぎが居るとは、それも孫娘とは羨ましい。これからも柴崎さんのミニライフは充実するばかりと言えそうだ。








