Home / 教えてミニ / ATのミニは壊れやすい?

ATのミニは壊れやすい?

クラシックミニと聞けば「MTでハンドルが重く、運転が大変」というイメージを持っている人も多いようだ。しかし、それは間違っていたり、古い情報による思い込みも大きい。

まずクラシックミニでもインジェクションミニの販売台数のうち、日本向けの半数はAT仕様だった。後からMTに換装された個体も多いが、今でもかなりの台数のATミニが日本に生息している。

ミニはMTというイメージが根付いたのは、ATミニのオーナーが国産車と同じような感覚でミニを扱って、ATの寿命を縮めてしまったことと、ミニのATが特殊過ぎて、ミニ専門店でも修理できるところが少なく、「ATは壊れるからMTにしなよ」とMTへの換装や買い替えを勧められるケースが多かったからだと思われる。

そこから「ミニのATは壊れる」という印象が付き始め、「ミニに乗るならMT」というのが定説のようになってしまったのだ。

そもそもミニのATは1000cc用に開発されたもので、トルクアップしたインジェクションミニの1.3Lエンジンと組み合わせるのは、負担が大きい。内部のクラッチ板を増やして強化しているものの、構造的には同一なので丁寧な操作や的確なメンテナンスを行なっていなければ、寿命が縮まってしまうのだ。

しかし、そんなATミニを日本の技術で改善し、日常的に利用できるようにしてくれるミニ専門店もある。愛知県小牧市にあるミニ専門店「セブンカーズ」はATミニ専門店として、独自に改良を施したATを開発、「快適AT」を提供している。

すでに10年以上の歳月を経て、第3世代にまで進化した快適ATは、発進からスムーズに走り出し、シフトショックも少ない。さらに耐久性を高めたATは、A型エンジンをチューニングしても耐えうるというのだ。

普通の中古車店で「安いから」とATミニを購入すると手痛い目に遭うケースもあるが、ミニ専門店それもATミニ専門店ならハズレを引くことはない。真剣に購入を検討しているなら、まずは試乗車に乗ってみることだ。

セブンカーズのHPはこちら

タグ付け処理あり:

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です