Home / ミニと暮らす / 古き佳き英国の片田舎を再現した庭とミニ。それだけでもイイのに、アンティークな小屋まで増設。春にはバラが咲き誇る佐名さんのガレージ

古き佳き英国の片田舎を再現した庭とミニ。それだけでもイイのに、アンティークな小屋まで増設。春にはバラが咲き誇る佐名さんのガレージ

佐名俊一さんは、今から30年ほど前に岐阜県に自宅を建てた。しかも若くして格調高い英国の建築文化に惹かれ、自分の家を英国風に建てたことから、庭もそこに置くクルマも全てが調和が取れるようにしたくなったそうだ。

「でも若いし、家も建てたばかりでお金がなかったんです。それでも英国車が欲しかったので探したら、ミニを見つけたんですよ」。

すると比較的近くにミニ専門店があったことを知り、見に行ってみることに。そのお店、キングスロード名古屋はまだオープンして1、2年で若き後藤社長が一生懸命お客さんとミニに向き合っていた。

「若いのに修理の腕やミニの知識がものすごくて、それにミニへの愛情やお客さんへの一生懸命な対応が気に入って、そこでミニを買うことにしたんです」。

そしてミニは佐名さんの通勤車として、また時にはレジャーを楽しむためのクルマとして、なおかつ英国風住宅の装飾の一部としての役割を担うことになったのだ。それは今から28年前のことであった。

大好きな英国風の家屋の庭にはたくさんの樹木や草花、さらに薔薇を育てるなどガーデニングはますます充実している。

そして3年前にはお隣が引っ越されたので土地を購入し、庭を拡張。この時を待っていたかのようにガレージを建て、佐名さんのお気に入り空間は拡張充実されたのだった。

ガレージは木製ドアで壁も塗り壁、窓も縦長で格子入りの上げ下げ窓、しかも日除けが英国風でおしゃれなのだ。

けれどもミニのために建てたガレージなのに、実際にはミニは以前のカーポートに置かれていている。それは前述の通り、佐名さんは毎日の通勤にミニに乗っているから、ガレージでは出し入れの手間が増えるため、今でもカーポートに停めているのだ。

さらに昨年にはもう一つ、小屋を建てた。こちらは素材から英国のアンティークにこだわったもので、コツコツと集められた英国の建築物資を使い、周囲には鉄道施設で使われていたアンティークな装備などをあしらっている。

「英国の田舎にあるような小屋を作りたかったんです。日本でもそういう趣向を好む人はいて、そんなこだわりを支えてくれる業者さんもいるんですよ」

本物のスレートを用いた瓦や雨樋、電灯やドア、窓なども英国から取り寄せられたアンティークなものだ。これから外壁などのエイジングが進めば、雰囲気はさらに良いものになっていきそうだ。

さらにスレートを積み上げる英国の伝統工法の塀、その免許を取得した業者と知り合ったことで、こんな素敵な庭に仕上げることができたのだった。

まるでこの一角だけが日本じゃないような雰囲気、昔の英国の片田舎のような伝統と温もりを感じさせる空間に仕立てられているのだ。そこにはもちろんミニが居ることも大きく影響している。

パリのエッフェル塔と同じ色に塗ってもらったミニは、この英国風の庭によく似合うだけでなく、一体となって何とも言えない情景へと仕立て上げるキーアイテムなのである。

このあたりには〇〇を植えて、こっちには××を植えて…とまだ手を付けていないスペースで身振り手振りを加えて筆者に説明してくれる。

もう少しで2度目の定年を迎える佐名さんは、退職後のガーデニングの計画を楽しそうに語ってくれたのだった。

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