11月2日、JMSAが主催するJAPAN MINI DAYが今年も開催された。浜名湖のほとりにあるキャンプ場、渚園には、今年もたくさんのミニとミニオーナー、オーナーズクラブとミニ専門店、そしてパーツサプライヤーなど様々な団体、企業がミニ好きと共に集結したのだ。
事務局の情報によれば、今年も参加台数は3000台を超え、来場者は4500人を超えた。史上最高の来場者数を記録したことで、クラシックミニの人気が再燃していることを証明したのであった。
広大な芝生のキャンプ場は、ショップサイトとクラブサイト、キャンプサイトとファミリーサイトの4種類に分けられている。そのどのエリアもミニがいっぱいに敷き詰められて、パーツやグッズ、くつろぐためのテーブル&チェアが置かれてゆったりと過ごされている。



見渡す限りたくさんのミニ、そのどれもが個性的だ。ビンテージ仕様やビンテージミニのオリジナルといった定番も、よく見ればどこかにオーナーの趣味や好みが盛り込まれている。
クルマ好きが集まるイベントや特定の車種のオーナーが集まるオフ会は色んなモノがあるが、ミニデイほど多彩でユーザーの様々な楽しみが感じられるイベントはないだろう。
久しぶりの再会を懐かしむミニオーナーたちの姿も見られれば、リアルで会うのはここが初めてという人たちも。会場で初めて会った人同士でも、同じクルマ趣味、ミニ好きであれば共通の話題には困らない。並べられていたミニを見ながら、昔話や近況報告など実に楽しそうに会話が弾んでいる。



家族でゆったりとした時間を過ごすためにミニデイにやってくる人たちもたくさんいた。おうちのミニが好きなお子さんも、この日は色んなミニを見て回ることを楽しんでいるようだ。
自分のミニに役立つアイテム、探していたパーツに出会えるなど、偶然の発見を一度でも体験してしまうと、こうしたイベントが楽しくて堪らなくなるものだ。



このイベントを支えるために毎年頑張っているスタッフの方々にも通常のイベントとは違う雰囲気が感じられる。一生懸命でありながら、どこかリラックスして楽しんでいる余裕さえも感じられるのだ。それは自分たちのイベントだという来場者との一体感からくるものだろう。
だからこそ「また来年!」とミニオーナーとスタッフが声を掛け合って帰路に着くのだ。この日本で、こんなほっこりするイベントが続けられていること、もっと多くのクルマ好きに知って欲しいと思った。










